読書: JAPANESE MAKERS: 日本の「新」モノづくり列伝
JAPANESE MAKERS: 日本の「新」モノづくり列伝
ニコ動の「技術の無駄遣い」タグがつきそうなもので、 ネット動画領域に出てきてない物も含めて、というかそっちがメインで取り上げてる。
どうしてもツッコまざるおえないのが、
前書きに選考基準として、制作費が極めて安いもの
と書いてあるにもかかわらず、
最初の章が1億円で売ってるクラタスだった事だ。
いや、巨大ロボットを1億円は極めて安いという話なのかもしれないけど…
個人的には、見て、「おお、俺もこれ作ろう」とか、「俺だったらこう作るのに。しかたないな、やるか。」と思わなかったので、イマイチだった。
そもそも、そういう目的のために書かれていないのかもしれない。
なんというか、説明に解像度が足りないと感じる。 「何を作ろうとしているのか」のコアアイディアがわからないのと、 「なぜ、それをその手法で作ろうとしたのか」の説明が全体的に足りないと思った。 (自動で動くゴミ箱の人だけ、なぜkinnectじゃなくて、似てる違う製品を採用したのか説明してたけど、そういうの) たぶん、著者の人自身がもの作りをしてないからじゃないかという気がする。
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