読書: ウクライナ侵攻までの3000日 モスクワ特派員が見たロシア
ウクライナ侵攻までの3000日 モスクワ特派員が見たロシア 大前 仁
図書館の新着図書コーナーにあったので手にとった。
ウクライナ侵攻について、 ニュースなどでは知っているつもりだったが、 この本を読んで、認識がの違いがあった事に気がついた。
ウクライナ侵攻を「北海道に外国が攻めてきたという感覚」で捉えていたが、 この本によると、 ウクライナ政府はドネツク、ルガンスクなどの東部を統治できていないように書かれている。 例えば、この地方の学校を卒業した人はウクライナの学校を卒業した人として認めてもらえず、 この地方のお年寄りは年金をロシア政府から受け取っているという話が紹介されていた。 つまり、この本の取材が行われていた2019年時点で、既にモメにモメてたらしい。
他にも、核ミサイルを管理している人の話や、ロシア正教会、ウクライナ正教会とモスクワ正教会の関係など、 興味深い話が多かった。
リアルで戦争を見た事のない我々日本人としては、 こういう話を読むのは面白いと思った。
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