変革のアイスクリーム—「V字回復」を生んだ13社のブランドストーリーに学ぶ 新井 範子

料理コーナーにあったのを借りたが、 マーケティング視点で書かれた本だった。

例えば、 アイスクリームのフレーバーは1万種以上あり、製造法も200種類ぐらいあるが、 パッケージは20種類ぐらいしかないので、 差別化するならこれだという事になり、クーリッシュが作られた。 という話が紹介されていた。

他にも、 ペルソナを主婦に据えているので、ユーザープレゼントが花束になっているヨーロピアンシュガーコーン など、なかなか興味深かった。

一方で、ホームランバーのあたりをゲーミフィケーションって言ってるのは、 ちょっと無理矢理じゃないかと思った。

そんな中、あずきバーがの所だけ、こだわりポイントがあずきの品質だったのは笑った。

マーケティング以外では、開発、量産、流通の話もあったのが面白かった。 IT分野では開発したらユーザーに届けられるから、 量産上の苦労というのがあるのは新鮮だった。