読書: 世界陰謀前史
陰謀論に正面から向きあった事ないなと思って手に取った。
大部分で、コメントとか解説なしで事実の列挙が続く。 これは読むのがかなりツラかった。
まず、作者は、点と点を勝手に繋ぐのが陰謀論だと説明しているが、 この本の説明自体も結構点と点を繋いでいるなと思った。
あるグループが、自分達の歴史と説明している物と、 実際の歴史は違っているという説明があった、 当然だけど、たしかに。 これをリサーチするのは大変な作業だろう。
同じ名前の物が差す対象が入れかわってるという話も興味深かった。 世相を反映していると説明があった。
ニューエージ系陰謀論は、(この本がかかれた)2010年ぐらいが最高潮で、 今後衰退していくだろう、と著者は予測していたが、 むしろ、現代の方が15年前より(新しいのも、リバイバルも含めて)多い気がする。
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