2020-07-08
3DTouch(BLTouch)
ふたをあけてみた。
メインCPUはATMega1284pで、そこからCH430みたいなチップを経由してUSBが出てるみたい。
まず、3DTouchを付ける端子を確認した。 3DTouchのセットに入ってたケーブルは、3Dプリンタ側の端子がボッシュコネクタ(写真の黒いやつ)だけど、 マザーボード側はJST XHコネクタみたい。
だいたいサイズが同じだから無理矢理差したら動きそうだけど、 良くみたら、他のコネクタはグルーガンで止めてあった。 振動で外れやすいとしたら、無理矢理はまずいかも。
そういや、セットにコネクタの先だけ入ってたな。 自分でギボシしろって事か。苦手なんだけどなぁ。
ブートローダ
次はブートローダの準備。 部屋を探したらhidaspxの最小構成のボードがでてきたから、これを使う事にした。 保護抵抗がないから、うっかり間違って接続するとまれに即死する怖いやつ。
先人の知恵を参照すると、 いきなりブートローダを書き込むって書いてあったけど、 ちょっと怖いからファームウエアを吸い出しておいた。 これで最悪壊れてなければ書き戻せる。
ISPピンをみたけど、ピン番号は書いてなかった。 ↑のページを参照にして、 一応GNDの位置だけ正しいのを確認して接続した。
|
CIPO VCC |
SCK COPI |
RST GND |
^
基板の端
hidaspxの方もわすれてたけど、 次のような接続だった。
+-v--+
| | VCC
| 2 | SCK
| 3 | COPI
| 1 | CIPO
| 3 | RST
| |
| ...
| | GND
+----+
とりあえず、これでhidaspxでデータを吸いだした。
ブートローダは、Sanguinoのものを使うみたい。 https://github.com/Lauszus/Sanguino/blob/master/bootloaders/optiboot/optiboot_atmega1284p.hex ここからダウンロードして書き込んだ。
迷ったのはヒューズ。
Ender3は次のようになっていた。
LFUSE=D6 HFUSE=DC XFUSE=FD
Sanguinoのブートローダは設定によると次のようにするみたい。
LFUSE=FF HFUSE=DE XFUSE=FD
HFUSEはブートローダサイズなので、 元からブートローダ領域が確保されてるのは変だけど、 ここではとりあえずよくて、 XFUSEはどっちも同じだけど、LFUSEのクロック設定がちがう。
これがEnder3
これがSanguino
Sanguinoの方は外部クロック回路を使うようになってた。 Enderのマザーボードをみた感じだと、外部クリスタル+内蔵クロック生成回路を使ってるように見える。 うっかりLFUSEを設定してしまうとマザボが文鎮になるやつじゃないか。
とりあえず、HFUSEだけ変更しておいた。
この2つを変更して、 ミニUSBでEnder3をPCに繋ぐと、 とりあえず、デバイスシグニチャーは読めるようになった。
続きはまた今度。