2020-09-20
血圧計の解析
血圧が気になるお年頃なので、血圧をたまに測るんだけど、 計測値を記録するのが面倒になってきた。
今は、10年ぐらい前に30ドルで買った適当な血圧計(OMRONのBP710)で測ってる。
最初は、携帯連携してくれる血圧計を買おうかと思ったんだけど、 最低でも1万5千円するし、直接Wifiに繋がるわけじゃないし、 うっかりサービスが終了したら困る。
そこで、何とかできないかと思って、 とりあえず、今の血圧計のフタをあけてみた。
基板をみてみると、パットがいくつもあって、 ここに血圧がでてたらいいなぁ。
端からパットにオシロをあてて、血圧を測るのを繰り返していたら、 赤で矢印をかいたピンから何か信号のようなものがでてた。
何度も血圧を測るのは結構キツい。腕に赤い跡がついた。
オシロは、前に買ったHantek 6022BLを使った。 ソフトはpluseviewを使った。 この組み合わせだと、電源を入れてから血圧が測りおわるまでの 50秒分のデータを、ぜんぶ一気にPC側のメモリに置けるのが素晴しい。 先に適当な設定で、サンプルした後のデータに、 スレッショルドやデコーダの設定をいじりながら、値を再デコードできる。
しかし、自動停止までのサンプル数を1Tサンプルとか10Gサンプルにするとpluseviewが固まる。 まあ、普通にメモリに乗らないよね。 そこで、1Gサンプルで8MS/sに設定して調べた。 これでも2分ぐらい計測できるはずだから十分だ。
電源を入れた時に短かく、 測定を開始した時に長めの、 測定完了時にまた長めのデータが出てくる。
波形を細かく見ると、こんな感じ。
俺の目には、塊が並んでいるように見える。 この塊がUARTだと思って、適当にデコードしようとしたが、 パラメータをいくつか替えても、成功しなかった。
一番狭い谷が、スタートビットで、 その幅を測ると、4.6usぐらいだった。 これは216.216kbpsになる。速すぎる気がする。
115.2kbpsでスタートビットがおかしいのかとも思ったが、 それでもうまくデコードできない場所がある。
どうしたものか。 オリジナルでデコーダを書かないといけないのかな?