Ender 3改造記録 2022
これは3Dプリンター Advent Calendar 2022の22日目の記事です。
自宅の3Dプリンタに今年行った改造などをまとめる。
今年は、うちのEnder3はもうだいたい安定して使っていて、 あまり大規模な改造はしなかった。 細かい改善だけだが、書き並べていきたい。
PEIシート
マグネット式のシートを使っていたが、 定着に問題があったり、 広い物を使っていると、プレートごと浮んでしまう問題があった。
PEIシートをおすすめされたので、 それを使ってみた。
プレーンなPEIシートでもあまり改善されなかったが、 ざらざらしたテクスチャがついているシートでは、 かなり定着するようになった。
また、しばらく使っていたら、また全然定着しなくなってしまったが、 中性洗剤で洗う事で定着が復活する事を発見した。
今はこれで満足してる。
フィラメントドライヤ
自作のドライボックスを使っていたのだが、 これがたまにフィラメントリールが絡んで止まってしまう現象が多発した。
Polytteraのフェラメントを使っていたのだが、 これが使っている紙のリールがプラスチックのものに比べてひっかかりやすいのではないかと疑っている。
また、マットなフィラメントを使っていたが、 これが湿気ると印刷品質が悪くなる。 ドライヤーを使うとこれが復活できる。
今回はeSUNのeBOX Liteを購入した。
これは、重さは測れないが、 残量はoctoprintで見ればいいので、 その分安いのを選んだ。
湿度計
フィラメントボックスの中の湿度を監視するために、 xaomiのmijiaを買った。
これは、携帯とリンクして、湿度の記録を見る事ができる。
しかし、実際に見る事は少ないし、 通信するために電池をたくさん使うようで、電池がすぐなくなるので、 普通のやつにすれば良かった。
シリカゲル
ドライボックスでは、電気で再生できるシリカゲルを使っていたが、 ドライヤーには入らないので、シリカゲルを買った。
再生には電子レンジを使うようになった。 再生時間が短かいのは良い。
フィラメント
自宅での3Dプリンタは常に1種類のフィラメントを使う事にしてます。
今年のはじめにはPolymaker社のPolyTerraのバナナ色を使っていた。
3Dプリンタのフィラメントは原色な物が多く、 それを避けたかったのと、 白や黒だとよごれが目立ちそうだったので、 バナナ色を選んでいました。
また、PolyTerraはマットな質感で気にいってました。
黄色にあきてきたので、 今年2色目は同じPolyTerraの灰色にしました。
灰色もマットなので良い感じでした。 しかし、前途の吸湿の問題があったので、 PolyTerraをあきらめて、 今年3巻目は、RepRapperの灰色にしました。
これはマットじゃないが、色はほぼ同じだ。 からまりなどのトラブルはなくなった。
ケースなどを作るなら灰色のほうが合ってるかもしれない。
カッター
3Dプリント用じゃないが、 3Dプリンタに、カッティングプロッタの刃をつけて、 ステッカーを作るのをやってた。