The PCを自作するシリーズ。

前回はi2c用のレベルコンバータをつけたが、 電力不足で駄目だった。

電力不足

どうも、HMOSで作られている8088は、今時のCMOSのデバイスより電気を食うようだ。 普通のCMOSのデータ線ならプルアップしておけば十分電気が流れてHighになるはずなのに、 8088では、それでは十分ではない。

そこで、8088のCMOS版である80C88を購入する事にした。 OKI電気がOEMしているM80C88がAliexpressで売っていたので、 これを買ってみる事にした。

うれしい副作用として、CMOS版の80C88は、クロックの下限がない。 どんなに遅くても問題なくCPUを動作させる事ができる。 CPUで遊びたいだけの俺にはピッタリだ。

さしかえ

80C88は、8088とピン互換のはずなので、単に差しなおせば動作するはず。 差しかえたところ、やっぱり動作しない。

クロックを確認したところ、 やっぱり電力が足りないみたい。

clock

1usかけても4Vにしかならない。

CMOSだけど、クロック部分は変な回路になってるのかな。

つづく

クロックまわりをもっといい回路にしなければならない。 どうするか次回考えようと思う。

次回に続く。