The PCを自作するシリーズ。

前回はSTM32マイコンの速度が向上した

今回は、クロック回路を改善したい。

問題点

その6で、クロックを入力したが、8088が無反応だった。

STM32は3.3V出力しているが、 クロックは3.9V必要らしい。

これが主な原因じゃないかと仮定して、 とりあえず電圧をあげたい。

ちょうど部品箱に、I2C用のレベルコンバータがあって、 これが2種類の電圧の間を双方向に変換できるはず。

これを繋いでみたい。

配線

部品を配置できる良い所がなかったので、BlackPillの下に配置した。 こいつは、4線を変換できるので、後で他の線も変換しないといけなくなっても接続できる。

front

結果

試したが、動作に変化はなかった。

とりあえず、オシロスコープで観察してみた。

3.3v

まずは、3.3Vサイド、こちらは想定通りの電圧がでてる。

5v

問題があったのは5Vサイド。 0Vから3V付近までは一瞬であがってるけど、 1usかかっても4Vぐらいまでしか登ってない。

どうも、HMOSは凄い電力を吸うようだ。 そして、i2cはプルアップ電力供給を賄ってる。

レベルコンバータ回路

つづく

何とかこれを解決する方法はないのか?

次回は画期的な解決策を試す

次回につづく。