今年作ったキーボードまとめ(2020)
この記事はキーボード#1 Advent Calendar 2020の18日目の記事です。 昨日は、pekaso さんの「そして、キーボードを作る一人の人生の歯車が静かに狂い始めた2020 Winter Collection」です。 キーボードニュースのお二人は大躍進な年でしたね。
私の過去の今年作ったキーボードまとめはこちらです。
はじめ
今年に入った時点でメインに使っていたのは、 DIPレップリで、 なるべく小指のキーを親指に移動するべく、1キーずつ動かしたりしていた。 例えば、Enterを右下から親指とか。
“Double”キーボード
2019年の12月に、ADNS5050という光学センサーを入手したので、 これを使ってトラックボールを自作できないか試していた。
目処がたったので、3Dプリンタでケースを作りキーボードにしあげた。
詳細はこのページをみてほしい。
以降、作業ではこのキーボードをメインに使っている。
Tsukuba Mini Maker Faire出展
2月15-16日で、Tsukuba Mini Maker Faireが開催されて、 それに出展してきた。
出展物は、各種格子配列のキーボード、DMOTE、そしてできたばかりのDouble。
格子系は、全体から自作感がでていて、そこを見てもらえた。
DMOTEは見た目のインパクトがあり、試してもらいやすかったので、よかった。 もう作業用としては使っていないけど、展示会に持っていきやすさとしてはよい。
Doubleキーボードは、PC側に細工して、マウスカーソルを2つ出して、左右のトラックボールがそれぞれ別のカーソルを動かすようにしてデモしてみた。
トランクPC(未完)
メカニカルキーボードがキーボードが使えるモバイルPCを作りたいと思っていて、 買ってきたアルミ製のカバンにピッタリはまる中身を作っていた。
7インチの液晶、RaspberryPi3、格子配列キーボード(16mmピッチ)
モバイルバッテリー動作。
パネルはレーザーカッターで切って、 構造体は3Dプリンター製。
一時期は作りかけをどこにでも持って歩いたりしていたのだけど、 在宅勤務になり、 レーザーカッターへのアクセスができなくなったのと、 そもそも家から出ないからモバイルPCが不要になった事で、 途中で頓挫。
設計データはあるから、3Dプリンタで作りなおしてもいいかも。
The CubePC
在宅勤務になり、自宅での工作環境を整えた。 3DプリンタのEnder3も導入した。
そこで、3Dプリンタで筐体を作ってオールインワン型のデバイスを作ってみる事にした。
フルサイズのキーボードを詰むとすると、それによって筐体サイズがけっこう大きくなってしまう。 そこで、今回は分割型のキーボードを左右に配置する事にした。
組みあげてみたら、結構普通に打てて驚いた。
家の中での移動が簡単なので、使う時だけ3Dプリンタに繋いで制御用にしてたりする。
タイプしてるところとか、詳細はこちらのページを見てほしい。
Ryzen PC(構想中)
上のCubePCは結構よくできたが、もっとパワーアップした版を作りたくなった。 中身がRaspberryPiだったので、ここをRyzenに替えたら一気にパワーアップできるかなと思い、それに挑戦したい。
今のところ構想を練ったり、部品を買いはじめたところ。
Homebrew Keyboard club(オンライン版)
去年からはじめた、Homebrew Keyboard clubだけど、 オフ会としては、2月末から中止して、 オンライン開催で未だにゆるく続いている。 もっと適当でいいので適当にやっていけたらと思う。
来年の抱負
今年後半は、キーボードだけでなくマシン全体の形を設計しようとしていた。 一方で、キーボード自体はあまりおもしろい事に挑戦してこなかった。 来年はもっとキーボード自体で面白い事に挑戦していきたい。
この記事は、Double キーボードで書きました。