この記事はキーボード #1 Advent Calendar 2021の4日目の記事です。 昨日はde0さんの自作キーボードの基板設計は意外とどうにかなる話でした。 無線のキーボードをサクっと自作するのはかっこいいですね。

いままでの歩み

私の過去の今年作ったキーボードまとめはこちらです。

今年に入った時点でメインに使っていたのは、 トラックボールが2個のDoubleでした。

テンキー

テンキー

確定申告など、数字を大量に入力する事が続く年末年始。 テンキーを作る事にした。

ケースもキーキャップも3Dプリンタで作った。 今年はこのパターンが多い。

マイコンはProMicro。

ハンダ付けシーンの動画も作った。

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モバイルキーボードv2

モバイルキーボード

前に作ったモバイルキーボードのリブート。 前回よりさらに小さくなった。

マイコンはBlackPill。

めっきり外出しなくなった昨今、 モバイルで使う以外に、サーバーにちょっとキーボードを刺してメンテナンスといった時も便利に使える。

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3D mini keyboard

3d mini keyboard

自分の手の形に合わせて設計した、世界に一つだけの自分用のキーボード。

今年一番時間を投資して作った。

マイコンはBlackPillを2つ使ってる。

今仕事にもメインで使ってる。

手がこのサイズに慣れてしまったので、 もう普通のサイズのキーボードは大きく感じる。

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GBoard湯呑みバージョン

yunomi

仕事で作ったキーボード

試作、基板設計、ハンダ付けなどを手伝った。

キーの数が多めなので倍マトリクスを採用した。

複数枚の基板をくっつけて作ったので、 接合点を減らすためにマトリクスをリングではなくスパイラル状にした。

今回は、githubにあげた作り方のページを より詳しく書いた。

再現して作ってくれた人がいたのが嬉しい。

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PortableCubePC

PortableCubePC

Ryzenで組んだメインマシン

ひさしぶりに自作PCしたので、いろいろ早くなった。

キーボード部分は16mmピッチのplanck的なキーボード。 キー数は多いけど、16mmピッチなのでコンパクトになった。

CPUはRyzenだけど、キーボードにはBlackPillを内蔵してる。

PSPのアナログスティックをトラックポイントとして付けたので、 これだけでPCの操作が可能。

昔、HHKにPSPのジョイスティックを付けた時はそんなに使いやすくなかった気がしたが、 今回は結構いい。 親指は細かい操作に向かないのかもしれない。

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Homebrew Keyboard club(オンライン版)

一昨年からやってる Homebrew Keyboard club

去年からオンライン化して、 今年もずっとオンラインでやってる。

海外から参加する人がいる時もあるなど、 オンラインならではの広がりもある。

ゆったりやってる。

来年の抱負

まず、一つ考えたいのが、 ポストコロナ時代に向けてのキーボード作り。 来年はコロナも収束して、 会社に出社するようになる(願望)ので、 その時に向けたニューノーマルキーボードを考えてみたい。

2つ目は、マイコン。 今年は、それまでに使っていたProMicroに代わり、 STM32F103を積んだBlackPillをメインで使う事にした。 デバッガが使えるなどメリットは大きい。 来年は更に上位機種のSTM32F401を使いこなそうと思っている。

3つ目は、素材やスイッチの自作に手を出そうかと思っている。 セメントでケースを作ってみようかと思い、 セメントを買ってみたが、そのまま放置している。 また、ホールセンサーなどを使いキースイッチを自作している人がいるので、 それを真似してみるところから初めてもいいかなと思う。

明日は、 いとうひよこ さんの 自キ新参者が今年作ったキーボードまとめ です。

今回の記事は、今年自作した3D Mini Keyboardで書いた。